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日々ふと思うことを徒然なるままに書き綴る個人的エッセイあるいは回想録。
プレゼント選びって、難しいですよね…。
 
自分がかつて所属していたサークルでは、何かといってはメンバーにプレゼントを贈る「伝統」があったのですが、いつも悩みに悩んでいました。
 
贈る相手は親しい人間とは限らず、趣味や好みも分からない先輩や後輩もいます。
 
そして時には「皆からお金を徴収し、代表してプレゼントを買いに行く」こともあり、責任重大でした。
 
そんな時、自分がプレゼント選びのポイントにしたのが「エピソードを語れるプレゼント」でした。
 
たとえばサークルの大変な役職に就いた同級生への「就任祝い」には「疲れた時にはこれで癒されてください」という「リラクゼーショングッズ一式(入浴剤やアロマ?とかのいろいろ入った箱詰め)」。
 
同じフルートパートの先輩へのプレゼント(確か引退時のプレゼントか何かだったかと…)には「先輩が定期演奏会でソロを務めた曲のオルゴール」…といった風に。
 
…正直「何だこのプレゼントは!」と言われないための「言い訳」と言えなくもありません。
 
私見ですが、そもそも趣味も好みも価値観もまるで違う「他人」が選ぶのですから、その人が100%望むプレゼントなんて(事前にリクエスト受付でもしない限り)無理なのではないでしょうか?
 
ならばせめて「その人のことを考えて選んだプレゼント」だと伝わるモノの方が、喜ばれる確率は上がるのではないでしょうか?
 
もっとも、選んだモノによっては「私(俺)のこと全然分かってない」と思われてしまうかも知れませんが…。
 
あるいは、こういう考え方自体「善意の押しつけ」のように受け取られて、嫌がられてしまう可能性もありますが…。
 
少なくとも「自分の趣味」を押しつけたプレゼントや、変に奇をてらったプレゼントよりは良いのではないでしょうか?
 
(サークルでもらったプレゼントの中には「宝くじ1枚」とかも普通にありました…。夢はあるかも知れませんけど、ハズレたらタダの紙キレなんですよね…。なお、ハズレでした。)
 
あと、自分が心がけているのは「喜ばれなかったからと言ってネガティブにならない」ことです。
 
上にも書いたように、その人ならぬ「他人」が選ぶプレゼントに「絶対」などあるわけがありません。
 
きっと、どんな「プレゼント選びの達人」だって「100%ヒット」とは行かず「打ちもらす」ものもあることでしょう。
 
たとえプレゼントが喜ばれなかったとしても、その時は「あぁ…今回はハズレちゃったかぁ…」と軽くガッカリする程度で済ませておけば、後々変に感情をこじらせずに済むのではないかと。
 
間違っても「こんなに考えて選び抜いたプレゼントなのに、この程度の反応だなんて許せない!」「このプレゼントをこんなに雑に扱うなんてあり得ない!」と思い詰めない方が心身の健康のためかと。
 
個人的には、プレゼントとは「贈ってくれた相手がそれを選ぶために費やした手間と時間」も含めて受け取るものだと思っています。
 
ぶっちゃけ、もらったモノが「趣味に合わない」こともありますが、重要なのは相手が自分のために使ってくれた「手間と時間」。
 
プレゼントを贈る・贈られるとは、結局のところ「コミュニケーション」なんですよね。
 
「おはよう」や「ありがとう」に「何だその言い方はァ!」と憤る人なんていませんよね(…まぁ、世の中にはそういう人もいるかも知れませんけど…)
 
「プレゼント」も同じで、中身がどうこうというものではないのではないでしょうか?
 
たとえ趣味に合わないものを贈られても「それはそれ、これはこれ」なのです。
 
(…まぁ「扱い」に困るものはありますけど…。サークルにいる間だけで何個のマグカップが溜まってしまったことか…。未だに手をつけずにしまってあるものも何個もありますし(食器棚の一部を自分のマグカップだけで独占してしまっていて申し訳ないのです)…。ハンカチとかだったら消耗が早いので何とかなるのですが、マグカップはそうそう割れるものでもないので…。なぜか、グラスはやたら割れるのですが…。)
 
…とは言え、誰もが皆そういう考えではないでしょうし、きっと「要らん物もらった…ゴミになる」という人もいることでしょう。
 
ですが、まぁ「それはそれ、これはこれ」。
 
プレゼントした相手が「ハズレだった」というだけのことなのです。
 
憤ったところで相手の性格が変わるわけでもなし、こちらの感情が疲弊して損をするだけです。
 
プレゼントのやりとりをする際には、この「相手の反応を期待しない」「プレゼントの中身を期待しない」を心がけておくだけで、だいぶ気持ちがラクになるかと。
 
なお「相手を想ったエピソード付きのプレゼント」は「ちょっとした知り合い」程度の相手だと逆に「重い」と引かれかねませんので、部活やサークル仲間のような「長い時間苦楽を共にしてきた相手」や「親しい相手」のみにしておいた方が良いかと(「誤解されたくない」異性相手にも注意した方が良いかと)。
 
ちょっとした知り合い程度の方へは、結局「実用的な消耗品」が一番なのではないかと、個人的には思っています。
 
(趣味に合わなかったとしても役には立ちますから。普段使うものよりワンランク上の品だと、なお良し。)
 
一番気軽にやりとりできるのは、お菓子や食品などなのですが…アレルギーやNG(持病に良くないもの、禁酒などの自主制限)があると、ちょっと難しいかな…と。

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【HN(ハンドル・ネーム)】
津籠睦月(つごもりむつき)
【職業】
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
【趣味】
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
【好きな小説ジャンル】
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
【備考】
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
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