日々ふと思うことを徒然なるままに書き綴る個人的エッセイあるいは回想録。
ここ最近、夏になると「リチウムイオンバッテリー」の発火事故のニュースを聞きますよね?
でも、リチウムイオンバッテリーが普及し始めた当初、そんな危険性があるなんて言われていましたっけ?
それどころか、スマホや充電可能な小型家電にそれが組み込まれているなんてこと自体、皆さん意識していなかったのではないでしょうか?
同様に、太陽光発電のメガソーラー建設が始まった頃、それが自然破壊や災害に繋がる可能性なんて、誰か言っていましたっけ?
日本中あちこちにそれが出来てしまってから、森林破壊だ、環境破壊だ、豪雨が来れば地滑りだ…なんて騒がれていますよね?
…おそらく、それらが普及し始めた当初も、リスクに気づいていた人は気づいていたでしょうし、情報発信する人はしていたのでしょう。
ですが、それが大々的に報じられることは無く、気に留める人もいなかった…そういうことなのではないでしょうか?
日本人は「新しもの好き」な民族だと言われていますが…
「新しいテクノロジー」と聞くと、皆目の色を変えて持てはやし、リスクやデメリットには目もくれない(考えもしない)…
それどころかネガティブな言説は「水を差すな」とばかりに黙殺する…そんな人が多いのかも知れません。
ですが、物事には何でもメリットとデメリットがあります。
メリットばかりに目が眩んでデメリットを無視すれば、後でその「しっぺ返し」を喰らうのです。
「しっぺ返し」の大きさは、それが普及すれば普及するほど大きくなります。
リチウムイオンバッテリーなんて、もはや日本全国(どころか世界中)に数も把握できない時限爆弾が無数にバラまかれている状態じゃないですか。
(リチウムイオンバッテリーの中にも、ちゃんと安全性を考えて作られたリスクの少ないものと、そうでないものがあるのでしょうが…。あとは日本の夏の気温上昇が想定外過ぎた…というのもあるのでしょうが…。)
「しっぺ返し」が痛手にならないためには、早い段階でリスクに気づき、それを回避する対策を取ることが必要です。
…ですが「新技術ワッショイ」な人々は、新技術を持ち上げてはしゃぎこそすれ、ネガティブな話題には耳も貸さないんですよね…。
もしかしたらこれは、人生や世の中に対する「危機感」の問題なのかも知れませんが…。
自分は中学に上がるまでの間に「あと三、四歩間違っていたら死んでいた」という目に何回か遭遇しています(一、二歩というほど切羽詰まってはいないものの、下手したら死んでいた状況)。
さらには小一で「ひろしまのピカ」(広島原爆を描いた絵本。トラウマになることで有名)に出逢い「人生一寸先には死があるかも知れない」と学んだため、おそらく人生に対する「危機感」が他人とは違うのでしょう。
(具体的には「選択を誤れば死すら有り得る。判断材料はできる限りかき集めろ」「物事にはデメリットがあると必ず疑え」という心構えですね。フェイク情報も多い現代で、まともな判断材料を集めること自体、至難の業というのはあるのですが…。)
…なので「新しいもの=まだ良いも悪いも分かっていない未知のシロモノ」に対し、ワッショイしかしない人々を不思議に思いさえするのですが…。
あるいは世の人々は「デメリットは国や企業が勝手に何とかしてくれる」と思い込んで“安心”してしまっているのでしょうか?
…ですが、世のニュースを見ていれば、デメリットがバレるまで消費者を欺き、不都合を隠蔽する企業って、普通にあるじゃないですか。
過去の歴史を振り返れば、国ですら信用しきれません。
結局のところ、一人一人の“個人”が危機感を持って、デメリットやリスクを警戒するしか方策は無いのです。
…新技術の欠点や粗が「普及してから」ボロボロ出て来るのは、普及しきってしまえば「目新しさ」は無くなり、目が眩んでいた人々も「目が醒める」からなのかも知れません。
あるいは確率の低いリスクでも、普及して母数が大きくなれば、いずれ必ずどこかで起こる…ということなのかも知れません。
リチウムイオンバッテリーの件は(化学に疎いこともあり)自分もノーマークでしたし、いろいろと反省もあるのですが…
(既にリチウムイオンバッテリー製品をたくさん買ってしまっています…。日本の中でも暑くなりやすい地域なのに…。)
「今」一番気になっているのはAI技術に関することですね。
海外ではAIに感化されて事件を起こした例や、自殺してしまった例が既に出ていますし…
(そもそもAIが人のメンタルや思考力および社会に与える影響は、これから何十年か経過観察してみないと分からないことなのかも知れません…。我々は今まさしく「実験台」にされている状態なのではないかと。後になって「実は無思考廃人を生むものでした」なんてことになったら怖過ぎませんか…?)
AI技術は何もかもが新し過ぎて、取りまとめる業界団体も無ければ規制も間に合っていない状態ですので。
(今はただ開発者の「良心に任せる」というビミョウ過ぎる有様なのではないかと…。一応AI新法で「コンプラは守れ(※超意訳)」みたいなことは書いてありますが、海外の事業者もいる中で、どれだけそれが通用するか…と。)
なお、モバイルバッテリー含め、既に世に出ている製品のリコール情報などは、消費者庁のサイトに結構載っています。
ご心配な方はチェックされると良いのではないかと。
でも、リチウムイオンバッテリーが普及し始めた当初、そんな危険性があるなんて言われていましたっけ?
それどころか、スマホや充電可能な小型家電にそれが組み込まれているなんてこと自体、皆さん意識していなかったのではないでしょうか?
同様に、太陽光発電のメガソーラー建設が始まった頃、それが自然破壊や災害に繋がる可能性なんて、誰か言っていましたっけ?
日本中あちこちにそれが出来てしまってから、森林破壊だ、環境破壊だ、豪雨が来れば地滑りだ…なんて騒がれていますよね?
…おそらく、それらが普及し始めた当初も、リスクに気づいていた人は気づいていたでしょうし、情報発信する人はしていたのでしょう。
ですが、それが大々的に報じられることは無く、気に留める人もいなかった…そういうことなのではないでしょうか?
日本人は「新しもの好き」な民族だと言われていますが…
「新しいテクノロジー」と聞くと、皆目の色を変えて持てはやし、リスクやデメリットには目もくれない(考えもしない)…
それどころかネガティブな言説は「水を差すな」とばかりに黙殺する…そんな人が多いのかも知れません。
ですが、物事には何でもメリットとデメリットがあります。
メリットばかりに目が眩んでデメリットを無視すれば、後でその「しっぺ返し」を喰らうのです。
「しっぺ返し」の大きさは、それが普及すれば普及するほど大きくなります。
リチウムイオンバッテリーなんて、もはや日本全国(どころか世界中)に数も把握できない時限爆弾が無数にバラまかれている状態じゃないですか。
(リチウムイオンバッテリーの中にも、ちゃんと安全性を考えて作られたリスクの少ないものと、そうでないものがあるのでしょうが…。あとは日本の夏の気温上昇が想定外過ぎた…というのもあるのでしょうが…。)
「しっぺ返し」が痛手にならないためには、早い段階でリスクに気づき、それを回避する対策を取ることが必要です。
…ですが「新技術ワッショイ」な人々は、新技術を持ち上げてはしゃぎこそすれ、ネガティブな話題には耳も貸さないんですよね…。
もしかしたらこれは、人生や世の中に対する「危機感」の問題なのかも知れませんが…。
自分は中学に上がるまでの間に「あと三、四歩間違っていたら死んでいた」という目に何回か遭遇しています(一、二歩というほど切羽詰まってはいないものの、下手したら死んでいた状況)。
さらには小一で「ひろしまのピカ」(広島原爆を描いた絵本。トラウマになることで有名)に出逢い「人生一寸先には死があるかも知れない」と学んだため、おそらく人生に対する「危機感」が他人とは違うのでしょう。
(具体的には「選択を誤れば死すら有り得る。判断材料はできる限りかき集めろ」「物事にはデメリットがあると必ず疑え」という心構えですね。フェイク情報も多い現代で、まともな判断材料を集めること自体、至難の業というのはあるのですが…。)
…なので「新しいもの=まだ良いも悪いも分かっていない未知のシロモノ」に対し、ワッショイしかしない人々を不思議に思いさえするのですが…。
あるいは世の人々は「デメリットは国や企業が勝手に何とかしてくれる」と思い込んで“安心”してしまっているのでしょうか?
…ですが、世のニュースを見ていれば、デメリットがバレるまで消費者を欺き、不都合を隠蔽する企業って、普通にあるじゃないですか。
過去の歴史を振り返れば、国ですら信用しきれません。
結局のところ、一人一人の“個人”が危機感を持って、デメリットやリスクを警戒するしか方策は無いのです。
…新技術の欠点や粗が「普及してから」ボロボロ出て来るのは、普及しきってしまえば「目新しさ」は無くなり、目が眩んでいた人々も「目が醒める」からなのかも知れません。
あるいは確率の低いリスクでも、普及して母数が大きくなれば、いずれ必ずどこかで起こる…ということなのかも知れません。
リチウムイオンバッテリーの件は(化学に疎いこともあり)自分もノーマークでしたし、いろいろと反省もあるのですが…
(既にリチウムイオンバッテリー製品をたくさん買ってしまっています…。日本の中でも暑くなりやすい地域なのに…。)
「今」一番気になっているのはAI技術に関することですね。
海外ではAIに感化されて事件を起こした例や、自殺してしまった例が既に出ていますし…
(そもそもAIが人のメンタルや思考力および社会に与える影響は、これから何十年か経過観察してみないと分からないことなのかも知れません…。我々は今まさしく「実験台」にされている状態なのではないかと。後になって「実は無思考廃人を生むものでした」なんてことになったら怖過ぎませんか…?)
AI技術は何もかもが新し過ぎて、取りまとめる業界団体も無ければ規制も間に合っていない状態ですので。
(今はただ開発者の「良心に任せる」というビミョウ過ぎる有様なのではないかと…。一応AI新法で「コンプラは守れ(※超意訳)」みたいなことは書いてありますが、海外の事業者もいる中で、どれだけそれが通用するか…と。)
なお、モバイルバッテリー含め、既に世に出ている製品のリコール情報などは、消費者庁のサイトに結構載っています。
ご心配な方はチェックされると良いのではないかと。
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- 津籠睦月(つごもりむつき)
- 【職業】
- 社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
- 【趣味】
- 小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
- 【好きな小説ジャンル】
- ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
- 【備考】
- 漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
ブログ更新&チェックについて。
このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
もし更新が滞ったても「あぁ、仕事が忙し過ぎて時間が無いんだな」と気長にお待ちいただければ幸いです。
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