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日々ふと思うことを徒然なるままに書き綴る個人的エッセイあるいは回想録。
あらゆる情報ネットに載り、何でもスマホやPCで調べられそうな現代…。
 
そんな時代にあって、個人的に気をつけていることがあります。
 
それは「ネットの中に書いてあることが世の中の全てと思わないこと」です。
 
イーロン・マスク氏も、かつてツイッターで「Twitterユーザーの9割以上は、ツイートを読むことはあっても、ツイートやリプライ、『いいね』のような目に見えるアクションはしない」(原文から抜粋&意訳)と言っていましたが…
 
特に日本では、ネット情報を「読むだけ」で自らは発言も発信もしない「サイレント・マジョリティ」が多いのではないかと思われます。
 
実際、会社の休憩室でこんな会話を聞いたことがあります。
 
「ネットに書き込んでるのって、そういう(日中に自由な時間のある)人でしょ」「働いている人間は毎日忙しくて、ネットに書き込んでる暇なんて無いよね」…と。
 
高度な情報社会となった現代でさえ、ネットのデータになっていない「声」はたくさんあるのです。
 
…むしろ、ネットに上がっていない情報の方が多いくらいなのではないでしょうか?
 
なので自分は普段から、そんな「ネットのにあるリアルな声」に耳を傾けています。
 
会社の同僚との、ふとした日常会話…。
 
偶然すれ違った人たちから聞こえてくる会話…。
 
親兄弟との何気ない話etc…。
 
そこから得た「ネットの中には無いリアルな情報」を、日々マメに自分の中に蓄積しています。
 
かつてビジネスマンたちは、街の中で聞いた何気ない話をヒントに新たな商品やビジネスのアイディアを閃いていたと言います。
  
今はネットでの情報収集の方が主流になりつつあるのかも知れませんが…
 
ネットの情報は探しやすい分、ライバルでも誰でも目にすることが可能というデメリットがあります。
 
他者に差をつけられる“貴重な情報”とは「誰もが手にできるようなモノ」ではなく「自分だけが手にしているモノ」。
 
自分が直接「耳」で聞き取り、自分の脳内にしか保存していない「情報」ほど稀少なデータはありません。
 
これから先、人間社会に大きく影響を及ぼしてくるであろうAIですら、電子データ化されていない情報は学べません
 
誰もが簡単に高度な情報を手にできる「これからの時代」にこそ、「ネットの外にしか落ちていない情報」の稀少性は増すと思われます。
 
…それに、感情論になってしまいますが…ネットの中だけの情報って、何となく息苦しくありませんか?
 
電子情報化された「声」ばかりを「世界の全て」だと思ってしまったら、この世界は「生きづらい」ばかりのモノになってしまう気がします。
 
これから先の時代、きっと人間はますますネットの世界にのめり込んでいくのでしょうが…
 
「そうでない世界」のことを、忘れずに見つめ続けていられる自分でありたいと、強く思います。

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【HN(ハンドル・ネーム)】
津籠睦月(つごもりむつき)
【職業】
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
【趣味】
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
【好きな小説ジャンル】
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
【備考】
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
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