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日々ふと思うことを徒然なるままに書き綴る個人的エッセイあるいは回想録。
学生時代、自分の成績には、かなりのムラがありました。
 
理数系はダメダメでしたが、得意な国語は学年1位の常連でした。
 
そしてその国語に関して言えば、塾などには一切通ったことがなく、特別な「勉強」をした記憶もありません。
 
それでも国語の成績が異常に良かったのは…自分にとって国語の知識を高めることが、「勉強」ではなく「日常の一部」だったせいかと思われます。
 
自分は物心ついた時から活字中毒で、小学生の頃から図書館の本を読み尽くす勢いで本を読み漁っていました。
 
さらには自分で物語を作るのも好きで、そんな物語の糧とすべく、せっせと語彙や知識を吸収しまくっていました。
 
高校の入学時に伯父にリクエストした入学祝いは「広辞苑」で、高校時代は暇があれば適当に開いたページを「読んで」遊んでいました。
 
国語の教科書は自分にとっては「教科書」ではなく、詩や短編など様々な文学を集めた「アンソロジー」でした。
 
授業が始まる前から教科書を読み込み、結局授業では習わずに終わった部分さえしっかり内容を把握していました。
 
(さらに言えば、自分の代の教科書だけでなく、兄弟の使っていた教科書にまで手を出していたので、他の世代の国語の教科書の内容も知っていたりします…。)
 
つまり…自分にとって国語を学ぶことは、苦痛な「勉強」ではなく、「楽しみ」や「趣味」だったのです。
 
好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、人間誰しも、好きなことに関してはビックリするようなパフォーマンスを発揮するものです。
 
逆に、苦手意識を持ち「嫌だなぁ」と思っているものに対しては、思うように能力を発揮できないのではないでしょうか。
 
学校には、各教科を「嫌」で「苦手」なものに変えてしまう「罠」がたくさん存在します。
 
知識を暗記するばかりで、おもしろみの全く無いテスト対策…
 
周りの友達の「勉強なんてつまらないよな」という同調圧力…
 
学年が上がるにつれ増す難易度、教科書から減っていくイラストや図解…
 
その罠にはまらず、勉強を勉強と思わずに楽しむことができるなら学力を上げることはそれほど難しくないと思います。
 
授業や受験対策、テスト勉強などはひとまず置いておいて、まずは各教科で自分が興味を持てそうな「要素」を見つけることです。
 
日本史の人物の中におかしな名前を見つけて喜ぶことから始めたって良いと思います。
 
和英辞典を使ってカッコイイ必殺技名を考え出すことから始めたって良いと思います。
 
大切なのは、まずは興味を持ち、知識を深める「きっかけ」を持つこと。
 
そして勉強を勉強と思わず、ちょっと変わった趣味のひとつにしてしまうことです。
 
…ただ、こういう“遊びから始める学力の深め方”は、それなりに長期戦となりますので、なるべく早い段階で始めておいた方が良いです。
 
あと、遊びから学んだ知識だと、受験と全く関係ない部分を異常に深く掘り下げてしまう場合もあります…。
 
(それはそれで、受験の役には立たなくても、後で人生の役に立つ場合があるので良いのですが…。)

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【HN(ハンドル・ネーム)】
津籠睦月(つごもりむつき)
【職業】
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
【趣味】
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
【好きな小説ジャンル】
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
【備考】
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
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このブログは管理人に時間の余裕がある時にちょこっとずつ更新していく予定ですので、更新やチェックの頻度はおそらく数週間に1回~下手をすると1ヶ月以上の間が空いてしまう可能性も…。
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