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日々ふと思うことを徒然なるままに書き綴る個人的エッセイあるいは回想録。
「何だか最近、世の人々の思考力が低下していないか?」…この頃ますます、そんな不安に襲われることが増えました。
 
SNSなどのネットの世界では「思考の浅い人」の意見ほど目立ちやすい傾向があるので、そう思ってしまうだけなのかも知れませんが…
 
(ネットでは「声のデカい人」の意見ほど目立つものですし、「声のデカい人」は往々にして「慎重さに欠ける」「深く考えずに物を言う」所があるので…。)
 
ひとつ気になっているのは「最近『思考』ができていない人が増えているのでは?」ということです。
 
物事や意見を、自分の「好き嫌い」だけで選んで「それが正しいのかどうか」を考えようとしない…
 
その物事や意見が「どうしてそうなったのか」「この先どうなるのか」を考えようとしない…
 
あるいはそもそも「自分の」好き嫌いですら選ばず「皆がこうしているから」で「大きな流れに身を任せるだけ」…
 
世の人々が「そんな風」に見えてしまうのは、自分だけなのでしょうか?
 
「そんな風」に生きるのは、ある意味「ラク」な生き方なのかも知れませんが…
 
自分には「とてもじゃないけど選べない、恐過ぎる生き方」に思えてなりません。
 
だって、普通に考えて「自分の好き」がいつも「正しい」とは限らないじゃないですか。
 
「どうしてこうなっているのか」「この先に何が起こりそうなのか」も考えずに物を選ぶのって、普通に怖いじゃないですか。
 
「皆がそうしている」大きな時代の流れが、とんでもない地獄を招いた事例なんて、歴史に山ほどあるじゃないですか。
 
それなのに「そういう生き方を選ぶ」って、自分で自分の人生に破滅フラグを立てるようなものじゃないですか?
 
…これって意識が「平和ボケ」しているか否かの問題なのでしょうか?
 
日本は「皆の真似して大きなレールに乗っていれば生涯安泰な暮らしが送れる」時代が、そこそこ長く続いていました。
 
なので「自分の人生は自分で守らなければならない」という感覚がマヒしていしまっている人が多いのでしょうか?
 
あるいは、そもそも現代人は「思考する」という習慣を、いつの間にか失ってしまっているのでしょうか?
 
現代は「知識」や「情報」に溢れています。
 
チョロッと調べればノウハウが見つかるこの時代では「考える」必要が減ってしまっているのかも知れません。
 
でも「筋肉は使わなければ衰える」のと一緒で「脳も使わなければ衰える」んですよね…。
 
どうも最近、「考えて自分の意見を出す」人が減り「ネットで見つけた『好みな意見』に賛同するだけ」の人が増えているような気がするのですが…気のせいでしょうか?
 
「自分の意見を言っている」フリをしながら、実は「ネットで見かけた意見や知識の受け売りをしているだけ」だったり…
 
議論しているフリをしながら「言葉の揚げ足とり」に終わって、本質にまるで触れられていなかったり…
 
(…まぁ、コレについては「国会」でさえ「よく見られること」ですのでアレなのですが…。)
 
最悪、感情的に他者の意見を「肯定」or「否定」するだけで終わっていたり…
 
世の中がこんな「思考できない」人間ばかりになってしまったら、どうなってしまうのか…そんな不安に駆られてしまいます。
 
個人的に、「思考」のポイントって「前提を疑ってみること」だと思っているのですが…
 
どうも世の中、これが「できる」人って稀少な気がするんですよね…。
 
与えられた知識や情報を「わー、そうなんだ」と受け入れるばかりで、何も疑問に思わない人の方が多いように思えます。
 
自分は小学生の時から「なるべく先入観を持たないように生きる」ことを心掛け、結果「何事にも疑問の目を向ける」習慣が身についたのですが…
 
…こんな生き方をしている人間って、かなり奇特な部類に入るのでしょうね…。
 
(なお思考力が上がった結果、「問題解決力が上がる」「学力が爆伸びする」という「副産物」も派生し、人生を大いに助けてくれました。高校時代、人間不信でやさぐれていても、周囲からちょっぴり一目置かれて3年間を乗り切れたのは、たぶんコレのおかげ。)
 
過去記事でもちょこちょこ書いていますが「疑う」という行為はべつに、ネガティブなだけのモノでは無いのです。
 
一旦疑って、様々な反論をシミュレーションしてみたけれど「やっぱり正しかった」と、より「肯定感」が増すこともありますし…
 
疑わなければ「欠点」「弱点」「落とし穴」の洗い出しもできません。
 
「疑い」がネガティブに捉えられがちなのは、その「疑い」を自分の「嫌いなもの」「不審に思うもの」にばかり向けるからです。
 
(さらに言うと、それを「否定的」な方向にばかり疑うせいです。「もしかしたら正しいのかも知れない」と「肯定的」な方向に疑うこともできるはずなのに…。)
 
「疑い」はむしろ、自分の「好きなもの」「信じるもの」にこそ向けないと、人生の大切な選択を間違えかねないのです。
 
<関連記事:自分を“健全に”疑い否定する技術
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津籠睦月(つごもりむつき)
【職業】
社会人(毎日PCを使う仕事。残業も休日出勤も普通にあります。)
【趣味】
小説・HP制作、読書、猫と遊ぶこと。
【好きな小説ジャンル】
ファンタジー、冒険、恋愛、青春、推理、濃い人間ドラマの展開するモノ。
【備考】
漢検2級(準1以上は未受験)。国語の最高偏差値80(高2時点)。
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